|
日常生活の中にあるふとした謎、そしてそれが解明される課程をあつかった小説作品のことを指す。多くは本格推理小説に分類される。著名な作品に、北村薫の『円紫さんシリーズ』、加納朋子の『駒子シリーズ』など。
このジャンルに該当する作品では、その謎が解明される過程で、日常生活に潜む人間心理なども同時に明かされる場合が多い。また、広義では、人物の死が起こらない推理小説全般を指す場合もあるが、これは誤釈とされる(たとえば死亡者こそ出ていないものの組織ぐるみの大規模な銀行強盗事件がテーマの場合、その作品を「日常の謎」には含まない)。
しかし、他分野の作品でも、その作品が、「日常の謎」系作品の特徴を備えている場合や、扱っている事件の謎が、日常に高い確率で起こりうるものの時の場合、もしくは文体がコージー的である場合も「日常の〜」「日常の謎的〜」というようにその作品の特徴を表現することもある。
|