2008/03/24 日記<犀川創平>
犀川創平
『S&Mシリーズ』は講談社より刊行されている森博嗣による推理小説のシリーズの登場人物。
国立N大学建築学科の助教授。本シリーズでの探偵役。1作目の時点で32歳。
物事に対する興味の度合いが両極端で、必要がなく、興味のないことには一切関わろうとしない。萌絵に引っ張りまわされて事件捜査に巻き込まれるうちに、警察からその分析·考察力を頼られるようになる。しかし本人が乗り気になることは滅多になく、真相に気がつけるだけの情報を得ていても、そのまま放置していることさえある。
作中で「指向性が卓越している」と評されているように、まず考える対象や方向性を定めてからそれを集中して考察し、結論を得るタイプ。与えられた材料から全ての可能性をしらみつぶしに計算するタイプの萌絵と対比される。論理的かつ客観的な発言をし、たまに詩的な表現を使うこともある。会話の途中にジョークをはさむこともあるが、その内容はしばしば聞き手の理解を超える(むしろ犀川自身はこの手のジョークを「意味なしジョーク」と呼んで意識的に使っている)。
普段から研究室のドアは開けっ放し、サンダル履き、パソコンもログインしっ放しというズボラな性格である。車を買う際にも最初に薦められた一台に決めてしまうなど、生きるうえでの物事にあまり頓着しない一方、物を数えるのが癖だったり、毎日腕時計の時刻あわせをしたり、「正確な量」への執着が強いところがある。