2008/03/24 日記<ミス・マープル>
ミス・マープル
ミス・マープル(ジェーン・マープル、Miss Jane Marple)は、アガサ・クリスティ作の推理小説に登場する架空の老嬢。クリスティ作品の中ではエルキュール・ポアロと並ぶ代表的な主人公である。初作『牧師館の殺人』から、マープルシリーズ最後の作品と同時にアガサ・クリスティ最後の作品になる『スリーピング・マーダー』まで12の長編と20の短編に登場し人気を集めた。
厳密な初登場作品は1927年に雑誌に掲載された短編『火曜クラブ』である。しかし、『火曜クラブ』が短編集として刊行されたのは1932年になり、その2年前の1930年に長編『牧師館の殺人』が刊行されている。そのため初登場作品は『牧師館の殺人』と表記される場合が多く、このページもそれに準じる。
性格は極めて温厚であり人好きするタイプの人間で、まさに一般にイメージされるような優しいおばあちゃんである。
ヴィクトリア朝後期にロンドン近郊の中流家庭に生まれる。人並みの人生を送るが、両親に結婚を反対されたことから独身を貫くことを決め、ロンドンから45マイル程離れたセント・メアリ・ミード村に移住する。その後は、編み物や刺繍、庭いじりを趣味として村に閉じ篭ったような暮らしぶりだったが、買物のために知り合いとロンドンまで出かけるなど、社交性が無いというわけではない。
ある時、一緒に住む作家である甥のレイモンド・ウェストらによって作られた"火曜クラブ"(訳によっては"火曜ナイトクラブ")にて、家を会合の場所として貸すこととなる。当初は村以外のことは何も知らない老婆と見られて、参加者から軽んじられていたが、参加者が話す迷宮入り事件を完璧に解き、探偵としての才能を認知される。なお、これ以前から村の中で起こった小さな事件などを解決しているらしい。
近代教育を受けていない学の無い人間だと謙遜することがあるが、イタリアの寄宿女学校に留学していた経験を持ち、一通りの教養は揃えている。