2008/03/24 日記<ドルリー・レーン>
ドルリー・レーン
ドルリー・レーン(Drury Lane)は、バーナビー・ロスの小説に登場する架空の探偵。
元はシェイクスピアの俳優。聴覚を失ったために引退。現在はニューヨーク郊外の丘に建つ「ハムレット荘」にて、隠遁生活を送っている。
読唇術を身につけており、電話以外では通常の人間と何ら変わりなく生活できる。数多くの犯罪者を演じてきたためか、犯罪者の心理を見抜くのが得意で、ニューヨーク市警のサム警部らの要請を受け、難事件の捜査に乗り出す。また、役者の経験を生かして自ら変装して捜査・証拠集めにも奔走する。
登場事件は「Xの悲劇」「Yの悲劇」「Zの悲劇」「レーン最後の事件」の4編。「レーン最後の事件」で、劇に出て来そうな台詞を残して謎の服毒自殺を遂げる。
レーンが聾者であるという設定には、筋書き上の意味がある。
なお、ドルリー・レーンという名称は、ロンドンのコヴェント・ガーデン地区にある通りの名でマザー・グースのひとつ『マフィン売り The Muffinman』のなかにも謳われている。ロンドン最古とされるドルリー・レーン劇場が現存する。シェイクスピア俳優らしい命名である。